新型コロナウイルス感染拡大の影響により、市が主催するイベントの延期や公共施設業務一部休止などが相次いでいる。
自習スペース使用禁止やイベント延期など影響が出ている「武庫西生涯学習プラザ」。スタッフは初めての事態に対応に追われるが、「一刻も早い終息」を願い、日々対応しているという
今年3月で開城1周年を迎える尼崎城は、3月15日まで臨時休館。29日に開催を予定していた「1周年記念イベント」、「尼崎てらまち芸術市」など、尼崎城周辺で予定していたさまざまなイベントが延期または中止となっている。
市立図書館や生涯学習プラザでは、25日まで自習スペースの使用を禁止し、予定するイベントの中止・延期を決定。市保健福祉センターは、13日までの「乳幼児健康診査」を全て延期し、対象世帯へ振替日を後日連絡する。市立すこやかプラザは、3月中の各種イベントを中止し、ランチルームやプレールームの開放も休止している。
市立地域研究史料館は、25日までの閲覧業務を休止し、「尼崎市史を読む会例会」3月開催分を延期する。窓口での刊行物販売や、電話・電子メールによる利用相談などは従来通り実施するという。
イベントの中止・延期や施設情報などは、尼崎市ホームページで随時更新する。