「本まぐろ直売所 尼崎店」(尼崎市神田中通5、TEL 06-6412-0968)が阪神尼崎・三和本通商店街にオープンして半年がたつ。
天然マグロをふんだんに使ったまぐろ丼。ご飯は滋賀県産米「秋の詩」を使用
豊洲市場の大卸から天然マグロを直接仕入れ、まぐろ丼や柵、切り身を販売する。大阪・高槻で2015(平成27)年に開業し、現在4店舗を展開。尼崎店は初のフランチャイズ店となる。店舗面積は約10坪、イートインスペースの席数は8席。
マグロは味に定評のある天然の本マグロ、インドマグロ、メバチマグロの3種類。部位では赤身、中落ち、中トロ、大トロ、カマトロのほか、仕入れ状況により珍味のカマや頬肉なども提供する。
まぐろ丼は全部で6種類。一番人気という「特選 天然まぐろ丼」(1,160円)は赤身が約120グラム入る。「名物 天然目鉢ブツ切り丼」(980円)はさらに具材を増量しており「たっぷり食べたい人にお薦め」という。丼メニューはほかに、「特選ねぎとろ丼」(930円)、「極上天然カマトロ丼」(1,680円)、「極上まぐろ中トロ丼」(1,890円)、さまざまな部位を4~5種類合わせ盛りにした「爆盛り丼」(2,630円)。みそ汁セット(50円)、「カマトロ刺身・炙(あぶ)り盛り合わせ」(1,200円)、「揚げまぐろ餃子(ギョーザ)」(6個400円)、「マグロメンチカツ」(220円)も用意する。テークアウトにも対応する。
ドリンクメニューは生ビール(400円)、瓶ビール(550円、価格は全て税別)。
店長の廣野秀明さんは「一押しは『極上天然カマトロ丼』。カマトロは大トロとカマの中間に位置し、脂が乗ってコクがありながらマグロの首に当たりよく動く部位なので、しっかりした歯応えもある。マグロ1匹の総重量のうちわずか0.8%しか取れない希少部位で入荷しないこともあり、店で出合えたら絶好のチャンス。一度は味わってほしい」と話す。
「仲買人を通さない特別な仕入れルートで、船上で急速冷凍したマグロをマイナス60度を保ったまま直接運ぶ。鮮度もコストも他店はまねできないと自負している。これからの季節、本マグロは脂が乗り一年で一番おいしくなる。最高においしいマグロをお届けしたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~19時。木曜定休。