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尼崎・武庫川に「クレープハウス ハニービーカフェ」 そば粉100%のガレットも提供

「Crepe house honey bee」店舗外観

「Crepe house honey bee」店舗外観

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 「Crepe house honey bee cafe(クレープハウスハニービーカフェ)」が尼崎・武庫川にオープンして2カ月がたった。

「イチゴバナナ生クリーム」(右)と「ブルーベリー生クリームカスタードトッピング」

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 9月1日にオープンしたクレープとガレットの専門店。オーナーの仲尾裕利圭(ゆりか)さんと、仲尾さんの息子の妻、綾子(あやね)さんが切り盛りする。席数は10席。

 仲尾さんは、20代の頃にクレープ店に勤務していた経験を生かし、仕事をしながら地元の祭りやイベントなどへクレープ店を出店してきた。「地域との関わりを持ちたいと、クレープを作る道具一式を買いそろえ、イベント参加を続けてきた。自分の店を持つつもりはなかったが、『人生は一度きり。義理の娘と一緒なら何かできるかも』と決意した」と話す。

 武庫川への出店経緯については、「別エリアも視野に入れていたがなかなか見つからずにいた。いいタイミングで現物件と出合い、新しい店ができれば武庫川エリアの地域活性化につながるのではと思い出店を決めた」と振り返る。

 人気メニューは、「バナナ生クリーム」(450円)や「イチゴバナナ生クリーム」(500円)などバナナを使ったクレープ、「ツナサラダ」(450円)、そば粉100%の「ガレット」(680円~)など。ガレットをメインとしたランチセット(1,000円~)も用意する。「作り置きをせず、注文を受けてから焼き上げる生地は、焼きたてのサクサク感と、食べ進めるうちに生まれるしっとり感を時間差で楽しめる仕上がり。ガレットは『ガレットって何?』と初めて注文し、『おいしい』とリピーターになる人も多い。意外と腹持ちがよく、スイーツ系トッピングとも相性がいい」と仲尾さん。

 ドリンクメニューは、「ホットコーヒー」(450円)、「カフェラテ」(580円)、「ミックスジュース」(600円)、ミルクティーや黒糖ミルク、カルピスなどさまざまなベースが選べる「タピオカドリンク」(580円)、「生ビール」(500円)、「ハイボール」「チューハイ」(以上、400円)ほか。

 客層は老若男女問わず幅広く、土日は家族連れも多い。仲尾さんは「比較的落ち着いたお客さまが多い。近隣に新しいマンションもでき、若いファミリー層も増えている。店の前を通るたびに声を掛けてくれる常連さんもいてうれしい」と話す。

 現在も積極的に地域イベントへの参加を続け、定休日には綾子さんが講師となりフラワーアレンジメントなどのワークショップ、第4木曜には店の軒先を利用した野菜のマルシェなども開いている。仲尾さんは「今後もイベント参加や店内イベントなどを継続し、地域活性化につなげていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時~19時。水曜定休(イベント出店時は臨時休業)。

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