食べ飲み歩きイベント「塚口バル」が9月21日・22日、尼崎の阪急塚口駅周辺で開催される。
「塚口をもっと好きになってもらう」ことを目標に、駅周辺の参加店がこの日だけのスペシャルメニューや特別企画を用意するバルイベントで、2013(平成25)年にスタートし今回で7回目。バルチケットを廃止してスタンプラリー形式にするなど、利用者の声を取り入れながら誰でも参加しやすい仕組み作りに取り組み、毎年沿線から多くの来場者を集めている。
期間中は阪急塚口駅南口ロータリーに案内ブースを設置(10時~20時)。スタンプラリー台紙付きガイドブックを配布するほか、初のエコ企画としてプルトップと牛乳パックの回収を行い、協力者にバルスタンプを進呈する。
参加店は飲食店、マッサージ店など74店舗。バルメニューの価格は300円~1,500円で、500円前後が大半を占める。おでん盛りとドリンクのセット(680円)を用意する「おでんのじんべえ」、「藁(わら)焼きたて戻りカツオタタキ」とすだちドリンクのセット(600円)を提供する「地酒地魚山形牛のおいしい ひろいち」、「和牛イチボのグリル赤ワインソース」とドリンクのセット(900円)を用意する「NeoBistro&Bar TOLINO」など、14店が初参加となる。
バルメニューを注文して店ごとにスタンプを集めるスタンプラリーでは、抽選で64組に景品を提供する。スタンプ3つで「つかしん天然温泉湯の華廊ペア入浴券」「サンサン劇場映画ペア観賞券」など塚口ならではのもの、5つで「最高級国産黒毛和牛 豪華お肉セット」などの特賞を用意する。
実行委員長の里村文崇(やすたか)さんは1902(明治35)年から続く鮮魚店「魚里本家」の4代目。「塚口は新築マンションがどんどん増えており、新しく住人となった人たちにも地元の良さを知ってもらいたい。まずは10年継続することを目標にがんばっている」と話す。「毎年口コミで人気が高まり、昨年のメニュー利用数は把握しているだけでも延べ6000に上る。20店制覇したお客さまもいた。今年も参加各店の気合が入ったバルメニューに注目して」と笑顔を見せる。
バルメニューを注文できる日時は店舗により異なる。