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尼崎・塚口にカレー店「スパイスのこうちゃん」 手作り感ある看板が話題に

小野さん。スパイスではクローブの香りがお気に入りという

小野さん。スパイスではクローブの香りがお気に入りという

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 カレー店「スパイスのこうちゃん」(尼崎市南塚口町2、TEL 06-6421-0885)が阪急塚口駅南側、北警察署の斜め向かいにオープンして1カ月がたつ。

話題の看板。ブルーシートにカラーテープで店主の似顔絵を表現

 旅好きな店主の小野公一さんが、アフリカを旅してスパイスの魅力に目覚め、独自に研究を重ねたオリジナルカレーを提供する。店舗面積は8坪、席数はカウンター8席、テーブル8席の計16席。

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 小野さんは2003年、同地に焼き鳥店「笑いや」をオープン。16年間営業を続けてきたが、趣味のスキューバダイビングで負ったけがが元で焼き鳥店の継続が困難になったという。2017年、「塚口バル」で出品したオリジナルカレーが好評だったことから、当時のレシピに改良を加え、営業時間を昼のみに短縮して療養しながら続けられるカレー店にのれん替えした。

 小野さんのカレーの特徴は、14種類のスパイスとタマネギをふんだんに使った凝縮感のある味わい。「バルに出品した時は、まさにスパイスの迷子状態。納得のいく味が決まるまで、バル当日まで試作を続けていた」と振り返る。「タマネギは全体の約8割を占め、味の中心をなすもの。インド人の友人に教わり、ピューレやみじん切りなど異なる状態のものを、甘さが出過ぎない程度に加熱する方法に行きついた」と明かす。

 メニューは週替わりの「カレープレート」(850円~)のみで、チキンカレーとキーマカレーの合い掛け(900円)など。野菜カレーが中心になる週もあるという。ドリンクメニューとして、ハートランド瓶ビール(500円)、ジンジャーエール(300円)、シナモンチャイ(150円)を用意する。

 オープン当初からネット上で「手作り感満載の看板の店」「テープで描いた顔がシュール」など話題を集めていることについて、「看板は妻が手作りしてくれたもの。台風が来たら飛んでいくのではと心配している」と小野さん。

 「とりあえず、ゆっくりやっていくつもりが、いろんなお客さんから支持や励ましの言葉をもらい、もっとがんばらねば、と思い始めている」と話す。「旅をしていて一番好きな瞬間は、異国の空港に降り立ち、初めての空気の匂いを感じる時。ここでもお客さんには、店に入った時からちょっとした非日常感を楽しんでほしい。スパイスの香りで皆さんをお迎えしたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~14時。

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