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尼崎の運河でガイドウオーク 水辺環境見学、桜の下でランチも

キャナルガイドの篠原さん

キャナルガイドの篠原さん

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 尼崎の北堀運河で4月7日、「春のキャナルウォーク」が開催される。

「であい橋」は3方向からの歩道をY字型につなぐ珍しい形状。木造モニュメントはかつて同地にあったガスタンクがモチーフ

 尼崎の南部臨海地域には、昭和初期に整備された5つの運河(北堀、東堀、中堀、西堀、南堀)が張り巡らされており、全長6.9キロに及ぶ。運河は現在も船舶が通航し、工業地帯の港湾物流機能を担うと同時に、海抜ゼロメートル地帯の市域を浸水から守る防災機能も備えている。

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 今回は「満開の桜と北堀運河探訪」と題し、北堀運河沿いの遊歩道で見頃を迎える150本の桜をめでながら市公認の「キャナルガイド」と共に歩く、約3時間のツアー。阪神出屋敷駅を出発し、まちの歴史をたどりながら「尼ロック」や「であい橋」といった有名スポットのほか、工場地帯や水質浄化施設を見学する。ランチタイムには、元浜緑地の満開の桜の下で弁当を食べる。

 当日ガイドを務める篠原弘さん(76)は、キャナルガイド歴6年。尼崎郷土史研究会幹事、寺町ガイド、歴史散歩ガイドとしても活動し、月4~5回はボランティアガイドとして出動するという。「退職後、自分の住んでいるまちの歴史の面白さに目覚め、資料館で文献を読みあさるようになった。きっかけは9年前、『忍たま乱太郎』聖地巡礼に東京から訪れた若い女性に、自宅近くの寺について尋ねられたこと。それまでは何でもない寺だと思っていたのに、見方を変えると意外な魅力が見えてきた。この地の歴史には今も未解明な部分があり、自分で仮説を立てて調査するのも楽しい」と笑顔を見せる。

 「出屋敷駅から運河までの道のりも、新鮮な驚きがたくさんあるはず。浄化が進みきれいに澄んだ運河の水や、隠れた桜の名所にも出合ってほしい」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~13時。弁当は各自持参。参加無料。雨天中止。申し込みは「尼崎キャナルガイドの会」佐伯さん(TEL 090-8191-9543)まで。