「尼崎市立中央北生涯学習プラザ」(尼崎市東難波町2、TEL 06-6482-1750)がオープンして2カ月がたった。
尼崎市では今年4月、市内の6公民館と6地区会館を、学びとまちづくりの新たな拠点として12の「生涯学習プラザ」に再編。西難波にあった中央公民館は旧梅香小学校跡地に移転・新築されて「中央北生涯学習プラザ」となり、開明庁舎から「中央地域振興センター」「社会福祉協議会中央支部」「補導連絡所」も同プラザに移された。
鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積は3740平方メートル。自然光を多く取り入れ、開放的な吹き抜けのラウンジ、廊下や自由スペースを広く取るなど、ゆとりある空間づくりが特徴。1階には最新の音響・映像設備を備えた大ホール(定員400人)のほか、図書コーナー、靴を脱いでくつろげるコミュニティースペース、スタッフのオフィスもラウンジとカウンターのみで仕切られたオープンなスペースとなっている。2階には茶室にもなる和室、調理設備のある実習室、3階には小ホール(定員200人)、音楽室を備える。机・椅子・ホワイトボードを備えた学習室(定員20~30人)は各階に計9室用意する。
中央地域振興センターの北明徳さんは「全館バリアフリーはもちろん、太陽光発電や生活物資の備蓄もあり、災害時の地域拠点としても役立つ施設。市民みんなの財産として、大切に使ってもらいたい。より親しみを持ってもらえるよう、愛称も募集している。奮って応募を」と呼び掛ける。
開館時間は9時~21時(日曜は17時まで)。愛称の応募期間は6月30日まで。施設利用者の投票で決定する。