韓国料理店「日曜食堂 シージャ」(尼崎市塚口本町1、TEL 06-6423-5900)が5月24日、オープンして2ヶ月を迎える。
阪急塚口駅近くにある「アリクイ食堂」で毎月第2・第4日曜に間借り営業を行い、野菜をふんだんに使った韓国家庭料理を提供する。席数は27席。
シェフを務めるのは、アリクイ食堂のスタッフ・安東貞恵さん。「自分の店を持ちたいとの思いから参加したセミナー『女子1人でも出来る!理想のお店つくり』で講師だったアリクイ食堂店主の吉井佳子さんと出会い、縁あって働かせてもらうことになった。1年後に吉井さんから間借り営業のお話をいただき、大喜びで飛びついた。店名は韓国語で『始める』という意味。日本語で言えば『せーの』といった掛け声のように使われる。夢への第一歩、自分自身を鼓舞する気持ちを込めた」と話す。
定番メニューは、大根、人参、もやし、ゼンマイに加え季節の野菜を使った自家製ナムルを載せた「ピビンバ定食」、あさり、いりこ、昆布、しいたけから取っただしと自ら韓国へ出向き選んでブレンドした唐辛子を使う「スンドゥブ定食」(共に980円)、カリカリに仕上げたチキンを旨辛ソースにディップして食べる「ヤンニョンチキン」(650円)など。「気まぐれメニュー」やテークアウトメニューも数種類展開する。
「スンドゥブはスープを最後までおいしく飲んでもらえるよう仕上げている。当初気まぐれメニューだった『チヂミ』は、好評のため定番メニューになった」と安東さん。続けて、「たくさんの種類をお出しすることはできないが、私なりに丁寧に作ったものを韓国料理好きの方はもちろん、あまり食べたことがない方にも楽しんでいただけたら」と話す。
営業時間は11時~16時。第2・第4日曜のみ営業。