「第1回 杭瀬つまみぐいラリー」が3月16日、阪神杭瀬駅周辺で開催される。
戦後から続く杭瀬中市場。平野鮮魚店ではお造りをつまみ食いできる
「杭瀬中市場」「杭瀬昭和ショッピングロード」「杭瀬1番街」「杭瀬本町商店街」など、昔ながらの商店街が縦横無尽に張り巡らされ、商店街のまちとして知られる杭瀬。個性的な商店街の魅力を広めようと2017年7月、市職員など有志が始めた「杭瀬つまみぐいツアー」が人気を集め、2年間で開催7回を数えた。
3年目を迎え、初開催となる「つまみぐいラリー」は商店街の枠を超え、街全域の商店主らが主体となって行う。10店舗回れる「つまみぐいパスポート」(500円)と参加21店舗全て回れる「まんぷくパスポート」(1,000円)の2種類を用意し、各店が用意する「ちょこっと味見できる1品」をつまみながら街を巡ってもらう。制限時間は3時間。「ロケの神さま」の異名を持つタレントのタージンさんもリポートに来場する予定。
参加店舗は、もっこす亭(串カツ)、平野鮮魚店(お造り)、宮島庵(豆腐)、与兵衛(すし)、寶屋遊亀(たからやゆうき、どら焼き)、虎大朗(唐揚げ)、池永米穀店(おにぎり)、ハイジ(スープカレー)、くらら(冷うどん)、田渕食品(ホルモン焼き)、ふるぅつふぁみりー(イチゴ)、尼米商店(練り物)、からあげ専門店つばさ(唐揚げ串)、あげもん屋コンマス(唐揚げドッグ)、かどや豆腐店(土佐揚げ)、駒川(鉄火巻き)、天きち(唐揚げ)、もーにんぐ(パン)、つるや支店(わらび餅)、玉水園茶舗(お茶)、第一敷島湯(足湯)。
「杭瀬栄町EAST商店街」で酒店を営む実行委員の磯田雅司さんは「これまでのツアーでは、グループで5店舗ほどを『つまみぐい』しながら散策する内容だったが、今回初めて、より多くの店舗を自由に巡れるスタンプラリーにした。時間に限りはあるが、やる気と食欲があれば全店制覇も十分できる。どの店も自慢の味を試してもらいたくて力を入れてかかっているので、楽しみにしてもらいたい」と笑顔を見せる。
開催時間は13時~16時。参加には専用パスポート(500円~)が必要。店頭でのつまみ食いのみで、持ち帰りは不可。