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尼崎で銭湯巡りスタンプラリー 尼崎城公開に合わせおかみ連合が企画

左から、千鳥温泉の桂育美さん、第一敷島湯の黒木さん、蓬莱湯の稲里美さん

左から、千鳥温泉の桂育美さん、第一敷島湯の黒木さん、蓬莱湯の稲里美さん

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 銭湯巡りスタンプラリー「阪神沿線 あまから湯めぐり」が3月1日から、尼崎と大阪の銭湯で開催される。

下足箱の鍵を模した湯めぐり用「木札」。参加銭湯で販売中

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 3月29日に予定される尼崎城の一般公開に合わせ、城と同様に尼崎の観光資源である銭湯にも足を運んでもらおうと、銭湯のおかみらの連合「女将(おかみ)産業 あまゆめ」が企画した。

 参加銭湯は、創業95年の歴史を誇りレトロな雰囲気が人気を集める杭瀬の「第一敷島湯」、豊かに湧く天然温泉を掛け流しにし、寄席や「おふろバー」など個性的なイベントにもファンが多い出屋敷の「天然温泉 蓬莱湯(ほうらいゆ)」、自転車好き店主が脱サラして老舗銭湯を受け継ぎ話題を呼んだ大阪・千鳥橋の「千鳥温泉」の3湯。

 スタンプラリーでは、昔ながらの銭湯で使われる下足箱札を元にデザインした「木札」を湯めぐり手形として3湯に1回ずつ入浴できる。木札に3湯のスタンプが集まると、おかみから「心ばかりのお礼の品」として、入浴剤や防臭剤として使えるヒノキのサシェを贈る。湯巡り期間中は、蓬莱湯が開発した湯上がりドリンク「尼崎ジンジャー」(200円)も参加銭湯で先行販売する。

 「あまゆめ」代表で第一敷島湯おかみの黒木久美子さんは「とある廃業した銭湯の方から、下足箱札をたくさんもらい『どう役立てようかな』と考えたことがきっかけ。おかみ仲間と会って話すうちにいろんなアイデアが湧き、楽しく盛り上がった。千鳥温泉さんは自転車の預かりなど、面白い取り組みをしていて以前から注目していた銭湯。参加を打診したら快く乗ってくれ、うれしいご縁ができた」と話す。「阪神電車に乗って、尼崎城観光とセットで沿線の銭湯を楽しんでもらいたい」と笑顔を見せる。

 木札は1,000円(先着300枚限定、以降は1,200円)。参加銭湯で販売する。湯巡りは期間中であれば同一日でなくてもよい。8月31日まで。

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