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尼崎の銭湯で「おふろバー」 番台前で風呂上がりほろ酔い交流会

「蓬莱湯」外観

「蓬莱湯」外観

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 「おふろバー」が10月26日、源泉掛け流しの銭湯「天然温泉 蓬莱湯(ほうらいゆ)」(尼崎市道意町2、TEL 06-6411-0567)で開催される。

おふろバーの様子。「親戚同士の集まりのよう」と藤本さん

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 銭湯の番台前にあるフリースペースで、酒を飲みながら交流する同イベントは今回で13回目。2015年に、「銭湯という、みんながちょっと肩の力を抜ける場所でふらっと集まってみたら何か面白い場になるのでは」というアイデアから生まれ、2~3カ月に1回のペースで不定期開催している。主催はまちづくりイベントを企画・運営する「尼崎ENGAWA化計画」。

 会場となる「蓬莱湯」は1931(昭和6)年から続く銭湯。地下700メートルからくみ上げる弱アルカリ性のやわらかな湯は女性からの支持が強く、温泉を濃縮したスキンケア商品もプロデュースする。3代目おかみの稲里美(いな・さとみ)さんのアイデアで、米朝一門による寄席、外国人観光客に向けた「貸し切り温泉体験」、さまざまなワークショップなども開き「イベント満載」の銭湯としても知られる。

 当日は稲さん、尼崎ENGAWA化計画の藤本遼さん、僧侶の中平了悟さんらをホストに、参加者が持ち寄るつまみで酒を飲みながら自由に交流する。途中参加、途中退席可能で、入浴してもしなくてもよい。

 藤本さんは「何度も参加している人、地元に住んでいる人はもちろん、遠くから来る人や、銭湯に入りに来たついでにふらっと立ち寄る人など、さまざまな人が来てくれている。『おふろバーに来るまで全く知らない人だったのに、気付いたら普段一緒にいる人ともしないような話をしていた』ということも起こっている」と話す。「ちょっとうれしいことがあった人も、ちょっと悲しいことがあった人も、おふろバーに遊びに来て。『おかえりなさい』を用意して、待っている」と笑顔を見せる。

 開催時間は、19時~21時30分。参加費は1,000円(入浴代、簡単なつまみ代含む)。シェアできる食べ物を1品、なるべく持参する。ドリンクはキャッシュオン。定員は20人。フェイスブックで参加予約を受け付ける。

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