尼崎市内を走る路線バスを使い、商店街を回遊するリアル謎解きゲーム「路線バス探偵 消えた尼崎城の秘宝を追え」が開催されている。
市内5つの商店街(尼崎中央五丁目商店街、立花ジョイタウン商店街、杭瀬栄町EAST商店街、塚口商店街、立花商店街)で結成する団体「尼崎商店街サミット」が、3月に一般公開を控える尼崎城築城を祝うとともに、商店街の魅力を多くの人に体感してもらおうと企画。謎は、関西を拠点にリアル謎解き&脱出ゲームを企画制作している「クロネコキューブ」(神戸市)が担当する。
ゲームは、どんな事件も路線バスを使って解決する「路線バス探偵」が消えた尼崎城の秘宝を追うストーリー。参加者は阪神バス尼崎市内線を使って上記の商店街や商業ビルなどを巡りながら謎解きキットに従って謎を解き進め、最後の謎が解ければクリアとなる。
クロネコキューブ担当者は「商店街サミットメンバーのアテンドでロケハンした際、チャレンジ精神があり新しいものを取り込もうとする気概と、それぞれの商店街がもつ魅力を感じた。商店街にしかないものを使った問題や店の人に『何か』をするとアイテムがもらえるなど、各商店街に行って初めてストーリーが進められるよう工夫した。どのバスに乗りどうやって章を進めていくか行程を考えるのも醍醐味(だいごみ)。この機会に市内のさまざまな場所へ足を運んでみて。謎解きを楽しむのはもちろん、事前に行きたい店をチェックしてショッピングや食事を楽しみながらゆったりと進めていただければ」と話す。
開催時間は10時~20時。謎解きキット(阪神バス尼崎市内線1日乗車券引換券付き)は1,500円。阪神尼崎駅北側の阪神バスサービスセンターや上記商店街などで販売。参加には二次元バーコードが読み取れ、インターネットにアクセスできるスマートフォンが必要。3月17日まで。