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尼崎で高校生とモノづくり企業をつなぐイベント 市内企業を中心に6社が参加

特殊な撮影機材のレクチャーを受ける生徒

特殊な撮影機材のレクチャーを受ける生徒

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 尼崎市内の「モノづくり企業」を高校生に知ってもらうイベント「尼崎のスゴさを見てみないか?」が昨年12月12日、兵庫県立尼崎高校(尼崎市北大物町)で開催された。

興味深く部品を眺める生徒

 同イベントは、モノづくり企業と若者をつなぐプロジェクト「ワザカタログ」を展開する、動画・ウェブコンテンツ制作などを手掛けるエアグラウンド(尼崎市南武庫之荘2)と、兵庫県立尼崎高校が共催。

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 「ワザカタログ」は、モノづくり企業が高校へ出向き自社製品やモノづくりの面白さについて話すイベントの開催や、企業訪問のコーディネートなど「モノづくり企業と若者をつなぐ」ことを目的としたプロジェクトの総称。畠中社長によると、プロジェクト第1弾として同イベントを行うにあたり「若者のリアルな意見」を取り入れようと、企画スタッフに県尼生3人と同社で長期実践型インターンシップをしている大学生を加え、「どうすれば高校生に伝わるか」など熟考を重ねながらさまざまな準備を進めたという。

 当日は、モノづくりに興味がある県尼生15人と尼崎近郊のモノづくり企業6社が参加。生徒らは3人1組のグループに分かれ、6社の企業ブースを訪問。各ブースは、会社の紹介動画を見ながら職場の雰囲気などを伝える「見る」、実際に触れながら自社製品を紹介する「触れる」、働くことについてや進路相談など「話す」の3部構成で展開した。

 参加した生徒からは「製品が丈夫で驚いた」「社長の話し方が分かりやすくて面白かった」「社員同士仲良しで、聞いていて楽しかった」「働くということに対するイメージが変わった」「進路についてもっと考えようと思った」などさまざまな声が上がった。イベントの最後には、企画に携わった県尼生らが登壇し、「今の自分たちができることは少なくても『高校生だからこそできることがある』と発見できた」などそれぞれの感想や思いを述べ、拍手に包まれる場面も。

 畠中社長は「ワザカタログは、2016年に尼崎で行われたビジネスコンペに参加しグランプリを受賞できなかった悔しさをバネに進めてきた思い入れあるプロジェクト。今回参加した高校生の多くが、イベントで出会った企業への訪問を希望しているというアンケート結果が得られたのは大きな成果。高校生と大学生のインターンがチームとなって企画を作り上げ、参加企業も快く協力いただいたことが成功の大きな要因だと思う」と話す。「今後も同様のイベントを共催する高校を募集している」とも。

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