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尼崎の鉄工所がキャンプ用グッズを商品化 「ヒバナス」ブランド展開へ

広報の中塩屋さん(右)とスタッフの皆さん。手にするサイネージも商品化決定

広報の中塩屋さん(右)とスタッフの皆さん。手にするサイネージも商品化決定

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 尼崎で48年続く鉄工所「ヒロセエンジニアリング」(尼崎市次屋3、TEL 06-6498-2318)が12月17日、一般家庭用キャンプ用品の販売をスタートした。

厚手の鉄板を使うことで、野外料理も本格的な味に

 1970(昭和45)年に創業し、船舶のタンクや排ガス出口管、生コンクリート工場設備などを手掛け、設計から更新工事、メンテナンスまで一連の工程を請け負う。社員数は7人。製造工程で生じる鉄の端材を生かしながら「下町工場」の熟練職人の技を一般の人にも伝えたいと、鉄製ホームグッズの商品化を進めてきた。

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 ブランド名は鉄を加工する際に出る「火花」と社長・中塩屋宜弘(なかしおや・よしひろ)さんの名前を組み合わせ、「HIBANAS(ヒバナス)」と命名。第1弾として、キャンプやアウトドアでのバーベキューに使う鉄板焼きプレート、バーナー台、椅子(脚部)の3種が登場する。鉄板焼きプレート「HIBARON(ヒバロン)」(1万2,600円~)は希望のサイズにオーダーメードでき、厚さも3.2ミリ、4.5ミリ、極厚の6ミリなどから選択可能。価格は基本サイズ縦300ミリ×横350ミリで1万2,000円。サイズにより価格は異なる。

 バーナー台「HIBATAKE(ヒバタケ)」(5,000円~)は格子状の五徳板と2枚の脚板を組み合わせるだけの造りで、鉄の剛性を生かすことで製造工程を最小限に抑え、故障も起きにくい仕組みになっている。長年にわたりキャンパーたちに愛用されている「武井バーナー」との併用を想定し、基本サイズは高さ約400ミリ、縦180ミリ、横366ミリとしているが、高さは手持ちのバーナーに合わせてオーダーできる。

 椅子「HIBARAX(ヒバラックス)」(1万円~)は、脚部となる2つのパーツのみで構成。ユーザーは座面となる板を用意し、板の両端にパーツを組み合わせて使う。板の長さによって1~3人掛けベンチ、物置棚のようにも使えるのが特長。

 広報担当の中塩屋祥子さんは「鉄工職人たちが磨いてきた、鉄を切る、曲げる、つなぐといった技を生かしながら、身近に使ってもらえるものを考えた。鉄は強く、使い込むほどに味わいを増す素材。手に取って魅力に触れてもらえたら」と話す。「第2弾として、表札や店舗看板に使えるフルオーダーのネームプレートも登場する。いろんなもの作りに挑戦したいので、『こんな鉄製品がほしい』など気軽に相談して」と笑顔を見せる。

 同社オンラインショップで取り扱う。

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