カニ食べ放題の店「どきどき水産 阪神尼崎店」(尼崎市東難波町5、TEL 080-5788-7025)が11月23日、阪神尼崎駅近くにオープンした。
焼きガニ。「香住のカニが特においしいのは、香住漁港の職人さんたちのおかげ」と土岐さん
兵庫北部にあるカニの名産地・香住(かすみ)漁港から直送するカニを使い、焼きガニやかにすき鍋の食べ放題コースや一品料理を提供する。店舗面積は50坪、席数は88席。各テーブルから直接注文できるセルフオーダーシステム。
店主の土岐昴平(どき・こうへい)さん(25)は16歳からすし店で修業し、やがてカキの食べ放題店で店長に就任した。「もっとお客さんを満足させるには」と考える中で「自分のやりたいサービスを提供するには自分で店を持つしかない」と思い至り、2016年10月、阪急塚口駅近くに同名の1号店をオープン。「香住ガニ食べ放題の店」として評判を呼び、姫路など遠方からも客を集めている。「香住ガニにこだわるのは、地元の食材だから、有名ブランドだからというだけではない。香住漁港の職人さんたちの仕事が素晴らしく、水揚げ後のゆで方、塩加減などの処理が絶妙だから」と土岐さん。
メニューは、香住ガニ(焼き、または鍋)と「カキ バターホイル焼き」など約15種類の「逸品料理」が90分食べ放題の「どきどきコース」(3,980円)、同コースにカニの刺し身が加わる「食べ尽しコース」(4,980円)を用意。飲み放題(1,280円増し)にもできる。「ちょい飲み」客向けに、鶏のから揚げ(480円)、カキフライ(5個580円)、香住産カニ(1,280円)、ホタテ、カキ、エビ(以上500円)などの単品メニューもそろえる。
ランチメニューは、60分でカニと逸品料理8品が食べ放題の「ランチ限定コース」(2,980円)、「焼きガニランチ」(880円~)、「浜焼きランチ」(1,080円~)、「カニスキ+カニ刺しランチ」(1,380円~)などを用意する。
土岐さんは「11月から本ズワイ(松葉ガニ)も解禁になり、冬はカニの身がしっかり詰まっておいしくなる。カニ料理の魅力は、家族でも友人同士でも時間がたつのを忘れるほど盛り上がれるところ。制限時間いっぱい、思い切り食べていってほしい」と笑顔を見せる。
営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~23時。