「第7回ハロウイーンフェスティバル」が10月28日、シャレコーベミュージアム(尼崎市浜田町5、TEL 06-6417-7069)で開催される。
頭蓋骨のようなデザインの外観と、脳神経外科医で関西医科大名誉教授の河本圭司館長が世界中から収集した本物の頭蓋骨、美術品、絵画、貴重なクリスタルスカル、ペルーの変形頭蓋骨など約7000点の「シャレコーベグッズ」を目当てに多くの来場者が訪れるシャレコーベミュージアム。同イベントは2012年から開かれており、毎年趣向を凝らしたメークや衣装に身を包んだ参加者が集う「仮装コンテスト」や、多彩なゲストを招いた講演会などを行う。
河本圭司館長によると今回は、今年3月に日本で公開され話題となった、日本のお盆に当たるメキシコの祭典「死者の日」をテーマにしたディズニー/ピクサー映画「リメンバー・ミー」にちなみ、「第1回メキシコ死者の日祭」と題して行う。会場にメキシコから収集した大小さまざまな骸骨と「死者の花」と呼ばれる500輪のマリーゴールドが並ぶ3メートルの「骸骨祭壇」を設置し、メキシコの現代絵画を代表する女性画家フリーダ・カーロの遺影を飾る。
講演は、河本館長がお薦めポイントとして推す、元国立科学博物館人類研究部長で日本人類学第一人者の馬場悠男さんによる特別講演「骨から探る日本人の起源」(15時~)をはじめ、甲南女子大准教授の米澤泉さんが女子とスカルファッションについて語る「女子とスカルファッション」(14時30分~)、河本さんが講師を務める「映画リメンバー・ミーから学ぶ」(14時50分~)など。本物の頭蓋骨を使った解剖実習や、真っ暗な館内で電動の骸骨人形が歌い踊る「暗闇のハロウイーンタイム」(14時~、16時~)も予定する。
開催時間は10時~17時、仮装コンテストは16時10分~(当日受け付け)。入館料は、中学生以上=500円、小学生=200円。