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尼崎で「スカルTシャツコンテスト」 センスと「スカル愛」競う

ミュージアム外観

ミュージアム外観

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 尼崎の「シャレコーベ・ミュージアム」(尼崎市浜田町5、TEL 06-6417-7066)で7月23日、「スカルTシャツコンテスト」が開催される。

着せ替えマネキン「DRスカル」も夏の装いで来館者を迎える

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 脳神経外科医で関西医科大名誉教授の河本圭司さんが世界中から収集した約7000点の「シャレコーベグッズ」を展示する同博物館。本物の頭蓋骨をはじめ、美術品、絵画、ヒト古代骨、レプリカ、生活用品のほか、貴重なクリスタルスカル、ペルーの変形頭蓋骨なども所蔵する。

 スカル(頭蓋骨)をモチーフとしたTシャツ(長袖、短袖、ランニングなど)を着て来館し、審査員の前でTシャツの由来などをアピールして点数を競う同コンテストは今回で6回目。審査委員は館長の河本さん、雑誌編集者、服飾デザイナー、人類考古学者、監察医、穿頭頭蓋骨専門家らで、ファッション性だけでなく、着用する本人の個性やスカルへの愛情なども評価ポイントとなる。優勝者には1万円相当の賞品、子どもの参加者には全員にスカルキャンドルを進呈する。

 前回は約100人が参加し、メキシコ旅行中にスケッチした骸骨の絵をあしらったオリジナルTシャツを着ていた女性が優勝した。河本さんは「控えめな感じが本人のキャラクターとマッチし、独特の個性となって輝いていた」と評価する。母娘でトータルコーディネートしてスカルへの愛情を表現した参加者や、既製品のスカルTシャツをファッショナブルに着こなした参加者も入賞したという。

 当日は、1960年代にスカルのトレードマークとともにアウトローな若者たちのシンボル的存在となったロックグループ「グレイトフル・デッド」の関連品を特別展示するほか、頭蓋骨解剖の実習(中級資格テスト付き)、監察医によるミニ講演「白骨死体の鑑定」なども予定している。

 河本さんは「大人でも子どもでも参加できる。頭蓋骨は怖くない。頭蓋骨を通して死を知り、そして今生きていることを知るという体験をしてもらえたら」と話す。

 開館時間は10時~17時。日曜のみ開館。コンテスト開催時間は14時30分~16時、審査発表と授与式は26日16時~。入館料は、大人=500円、子ども=200円。

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