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尼崎で「森のフェスタ」 工場跡地で進む「100年の森づくり」もっと身近に

寄せ植え体験の様子(過去の様子)

寄せ植え体験の様子(過去の様子)

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 郷土の自然に親しむイベント「森のフェスタ2018」が10月21日、尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で開催される。

広々とした緑地で親子で遊べるコーナーも(過去の様子)

 臨海地域の工場跡地を100年かけて森にする「尼崎21世紀の森構想」が進む同緑地。森づくりに使う植物は、武庫川・猪名川流域や六甲山系周辺域に古くから自生する「郷土種」を種から育てるという全国的にも珍しい取り組みを行っており、市民団体が中心となって種の採集、育苗、植樹などに尽力している。

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 こうした取り組みをより広く知ってもらおうと、2016年に「郷土種グリーンフェスタ」として始まった同イベント。今年は、地元グルメが集結する「食のマルシェ」、小さな子ども向けのアトラクションや縁日が並ぶ「ファミリーフェスタ」も加わり、「森のフェスタ」として開催する。

 当日は、カワラナデシコやキキョウなどの野草を身近に楽しむ「郷土の野草寄せ植え体験」を実施。寄せ植えには野趣があり山野草と相性の良い丹波立杭焼(たんばたちくいやき)伝市鉢を使う。作った寄せ植えは持ち帰ることができる。野草講座「ひとの暮らしの中にいた植物」も開講し、講座と合わせて草木染めを体験する。

 大芝生広場前ステージのヒーローショーでは、歴代のレッドヒーローたちが集まった「スーパー戦隊シリーズ レッドヒーロー」が登場するほか、尼崎双星高吹奏楽部がマーチングショーや森のコンサートで会場を盛り上げる。

 「食のマルシェ」には、「尼崎あんかけチャンポン」「尼バーガー」など地元グルメや人気店のブースが集結。唐揚げなどの肉料理、スイーツ各種もそろい、珍しい「抹茶ビール」も登場する。

 尼崎の森中央緑地管理事務所の濱村愛里さんは「尼崎の森中央緑地は、森づくりを始めて13年目を迎えた。森の生長とともに変化する景色を皆さまと一緒に見守っていきたい。その森づくりを知っていただく場として、今回のイベントを開催する。大芝生広場で思いっきり、一日楽しんでいただけたら」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時~15時。入場無料(体験、講座は一部有料)。雨天中止。