JR立花駅北側に韓国の家庭料理をメーンにした「コリアンダイニング ファングン」(尼崎市立花町1、TEL 06-6423-2333)がオープンして2カ月がたった。
店舗面積は12坪、席数は16席。店主のキム・ショウコさんは以前「オモニ」という韓国料理店を立花で13年間営んでいたが2012年に閉店。しかし「もう一度オモニの料理が食べたい」という客の声と家族の後押しもあり、再び立花に同店をオープンした。
「韓国のおふくろの味」がテーマの同店。お薦めメニューは、豚足をオリジナルのタレで炒めたコラーゲンたっぷりの「豚足ポッカ」(580円)、青唐辛子が効いた「プッコッチチヂミ」(680円)、蒸した豚肉を野菜で包んで食べる「ムシブタポッサム」(1,200円)など。ランチタイムは数量限定の「日替わり定食」(600円)や「豆腐チゲ定食」「プルコギ定食」「ユッケジャン定食」(以上780円)などを用意する。「キムチ」(300円)や韓国風のり巻きの「キムパ」(500円)を持ち帰りする客も多いという。
常連客から「オモニ」という愛称で親しまれているキムさん。常連の女性客は「温かく家庭的な雰囲気なので一人客や女性でも入店しやすい」と話す。キムさんとは家族ぐるみの付き合いで、オープンしてしばらくの間は店を手伝っていたという。「再びオモニが店をやってくれるのをみんなが喜んでいる」とも。
キムさんは「飽きさせないように定番のメニューだけでなく、日替わりでさまざまなメニューを作り客に薦めている。オモニのつくる韓国の家庭料理を楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。
営業時間は11時30分~14時、17時~24時。日曜定休。