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尼崎えびす神社が新朱印帳 「八百万の神々」かわいらしいデザインに

「大好きな星空を背景イメージにした」と宮司の太田垣さん

「大好きな星空を背景イメージにした」と宮司の太田垣さん

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 尼崎えびす神社(尼崎市神田中通3、TEL 06-6411-3859)が9月9日、新しい「オリジナル御朱印帳」の授与を始めた。

太田垣さんと妹の丹羽光里さんの案を元に、豆本作家のオバタたばおさんがデザイン

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 阪神尼崎駅近くにあり「尼のえべっさん」として親しまれる同神社。正月や「十日えびす大祭」などの祭事には商売繁盛や仕事運上昇の祈願に多くの人が訪れるほか、全国でも珍しい女性宮司である太田垣亘代(おおたがきのぶよ)さんの人生相談を交えた講話や外国人観光客に向けた「神道巫女(みこ)体験」といった取り組みが話題を集めている。

 同神社の朱印は、柔らかな書体と「えびす」の文字でユニークに描いたえびす神の顔が評判となり、図録「全国の美しい御朱印」(八木透監修、マイナビ出版2017年)の表紙も飾っている。

 初めてオリジナル制作した朱印帳は「八百万(やおよろず)の神々」をテーマに、夜空のような紺碧(こんぺき)の地に星をちりばめ、えびす神や稲荷社の白狐(びゃっこ)、鳥居、「月像石(つきいし)」といった神社ゆかりの「縁起物」などをイラストであしらったデザインとなっている。最初のページには日本で唯一とされるタイではなく倉を手に持った「尼崎倉持えびす」の朱印、次ページに季節の風物詩を描いた月替わりの朱印(9月は重陽の節句、菊)を押印する。

 太田垣さんは「制作に関わったいろんな方々の優しさ、思いやりがこもり、すてきな朱印帳が出来上がった。これを身近に置いてもらい、自然や私たちの生活のあらゆるところに神々が宿り、恵みを頂いていることを暮らしの中で感じてもらえたら」と笑顔を見せる。

 初穂料は2,000円。

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