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尼崎で「森の自由研究フェス」 研究の題材になるような自然体験や実験など

前回の様子

前回の様子

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 尼崎の森中央緑地(尼崎市扇町)で8月11日、「森の自由研究フェス2018」が開催される。

真剣に話を聞く子どもたち(昨年の様子)

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 夏休み自由研究の題材になるようなワークショップや実験などさまざまなブースを用意し、遊びながら学びの楽しさを知ってもらおうとスタートした同イベントは今回で2回目。前回は18のブースが出展し、300人が参加した。

 イベントを担当する「学習教室こかげ」代表の太田洋平さんは、「尼崎の森で月1回開催される、森の活用方法やトライしてみたいことを持ち寄る『森の会議』というイベントに参加する中で、遠方の山に行かなくてもこの場所が自然体験の場としてぴったりだと思った。立地上気軽に来ることができるし、きっとみなさんのお気に入りの場所になるのではと企画した」と振り返る。

 当日は、尼崎運河で育ったヨシを使ってコースターを作る「運河のヨシですだれコースター作り」や、葉脈標本を作る「スケスケ葉っぱの標本づくり」、水の上を歩く実験を行う「水の上を歩けるってホント?~エコピカはかせと大実験~」など30以上のブースを用意。カレーやかき氷、あめ細工の実演販売など6ブースを展開する飲食エリアも設ける。

 会場内3カ所には、約150センチの苗木に日常のあらゆる疑問を書いた短冊をつるす「ギモンの木」を設置予定。太田さんは「自由研究は日常の疑問から生まれると思う。集まった疑問から調べてみたいと興味を持ったものを実際に自由研究として取り扱ってみては。イベントの裏テーマは『人生は自由研究だ』。動物や虫、魚には心ってあるのかな? 何で僕はモテないのかな? など、人生は自由研究の繰り返し。たくさんの自然に触れて、その道のプロに出合って、疑問を持つ面白さを体感しながら研究の種を見つけてほしい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料(一部材料費などが必要)。雨天の場合は8月19日順延。

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