尼崎商工会議所(尼崎市昭和通3)で2月24日、「てらまちプロジェクト プレゼンテーション」が開催される。
同プロジェクトは、尼崎信用金庫と阪神電気鉄道が協働し2017年3月にスタートしたまちづくり計画。阪神尼崎駅南側の寺町は11の寺が集まり古い町並みが残る歴史的な地区で、同地を拠点に市民有志たちが「住み続けたくなる」「訪れたくなる」「移り住みたくなる」「働きたくなる」まちを目指し、さまざまな活動を展開している。
当日は6つのプロジェクトチームが活動内容のプレゼンテーションを行い、寺町に関わる人々や来場者との意見交換や交流を行う。
プロジェクトチームの一つである「護美奉行(ごみぶぎょう)チーム」は、「江戸時代に存在した町の美化を司る奉行職を復活させる」という架空のストーリーの下、鞘(さや)に収めた「刀型トング」を使いごみ拾いするイベントを定期開催している。今年秋に完工予定の尼崎城にちなんだ歴史講座も行うなどして参加者の好奇心をくすぐり、毎回好評を得ているという。
ほかに、同地を舞台とした動画を作成する「フォトジェニックスポットチーム」、ママたちの手作り雑貨マルシェを開く「あまままマルシェチーム」、寺町の夜を彩る「てらマチあかりチーム」、歴史資料の古写真を手掛かりにしたまち歩きイベントを行う「ハッカソン&マッピングチーム」などが登壇する。
開催時間は14時~17時。参加無料。申し込みはフェイスブックからフォームで受け付ける。問い合わせ先は「ライフデザイン阪急阪神」(TEL 06-6373-5044)。