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尼崎に豚骨ラーメン「ぶたのほし」 無鉄砲の元名物店長が独立

「とんこつ煮玉子」

「とんこつ煮玉子」

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 JR尼崎駅近くに1月20日、豚骨ラーメン専門店「ぶたのほし」(尼崎市西長洲通1)がオープンした。

デニムのつなぎ姿で豪快にスープ鍋をかき混ぜる高田さん

 大和郡山の「無鉄砲がむしゃら」で店長を務めるなど、奈良を発祥とし関西や東京で展開する無鉄砲グループで9年修業した高田景敏(あきとし)さんが独立して構えた同店。高田さんはラーメン業界や無鉄砲ファンの間で「アキちゃん」として親しまれる存在。店舗面積は27坪、席数は14席。初日から、開店や空席を待つ人々が並ぶ行列店となっている。

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 高田さんは「務める以前から年に100杯は食べていた」というほど心酔する無鉄砲の味を学んだ上で、タレや豚骨のアレンジ法に独自のアイデアを加え、女性や高齢者にも好まれる爽やかな風味を追求したという。麺は無鉄砲傘下の「○(まる)無製麺」に特注した太縮れ麺を使う。

 メニューは「とんこつラーメン」(750円)、「とんこつ煮玉子」(850円)、「とんこつチャーシュー」(950円)、「とんこつスペシャル」(1,050円)のほか、魚介系のダシとブレンドした「さかなとんこつラーメン」も各種用意する。オプションとして「ラーメン大盛り」(150円)のほか、「肉増し」(200円)などのトッピング、唐揚げやご飯、ビールなどもそろえる。

 高田さんは大阪・天王寺出身。同地への出店について「おばが阪神尼崎で商売をやっていたこともあり、尼崎は昔から好きなまち。元工場だった物件はオーナーの息子さんが無鉄砲のファンということで自由にリノベーションさせてくれ、良い縁に恵まれた。外からたくさんお客さんを呼んで、地域に貢献できたら」と笑顔を見せる。

 「ぶたのほしという名前は、豚の命の大切さに気付いたことから。無鉄砲時代の9年間で20万頭分の骨を使ってきたが、毎朝骨を割りながら、一頭一頭の個性を感じたり、骨折の跡を見つけたりして、粗末にできないと思った。お客さんにも、自分たちが食べているものが何からできているか見てもらいたくて、厨房(ちゅうぼう)もわざとオープンにしてある。最高のスープにすることで、豚たちの命に報いたい」と話す。

 営業時間は11時~15時。火曜定休。

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