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尼崎・武庫之荘にフレンチ肉料理店 希少部位を鉄板焼きステーキで

「ウチヒラのステーキ」

「ウチヒラのステーキ」

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 尼崎の阪急武庫之荘駅近くに1月7日、「ワインと肉料理 Umeno(ウメノ)」(尼崎市南武庫之荘3、TEL 06-7509-6253)がオープンした。

店舗外観。大井戸公園入り口に面し、暖かい季節には花や緑に囲まれるロケーション

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 厳選した希少部位の和牛ステーキを中心に、フランス料理とワインを提供する同店。西宮・甲子園口で2014年に開業し、多くのファンを集めた同名店を昨年10月に閉店し、店の規模を拡張して移転オープンした。店舗面積は14坪、席数はテーブル20席、カウンター7席の計27席。

 店主の高木良之さん(36)は西宮出身。日本料理の板前である父親の背中を見て育ち、自らも料理店経営の道に進んだ。高木さんの祖母の名前で、父の店の屋号でもある「うめの」を自身の店の看板に引き継いでいる。シェフの松崎竜さん(33)は京都出身で、同地のフランス料理店で修業後、高木さんの店で腕を振るってきた。「西宮の店は居酒屋だったが、ここではフレンチとしてバージョンアップする」と松崎さん。「ステーキをお客さんの目の前で焼いて、料理のライブ感を出したい」とオープンキッチンも導入した。

 看板メニューは「本日の厳選和牛のステーキ」で、柔らかな肉質でハラミに似た「カイノミ」や、サシと赤身のバランスが良い「ウチヒラ」、細かなサシと赤身の「クリ」(各1,500円)などを提供。主菜としてはほかに「熟成豚バラのソテ ペルシヤード」(1,200円)、「仔羊のロースト ローズマリーのソース」(1,800円)、「塊ローストビーフ」(2,200円)などを用意する。

 一品料理としては、松崎さんが「火入れ加減にこだわり、ネットリした食感を出した」という「パテドカンパーニュ」(800円)、カラフルな野菜が目も楽しませる「鮮魚のカルパッチョ 丹波野菜」(980円)、「ホタテのポワレ ブラックオリーブのソース」(1,200円)などをそろえる。

 デザートには「生チョコレート」(500円)、ブルーチーズの風味が個性的な「チーズのアイス フルーツと白ワインジュレ」、「クレームブリュレ」「ヌガーグラッセ」(各600円、以上税別)を用意する。

 高木さんは「希少部位のステーキでも手頃な値段なので、それぞれの味を食べ比べてみてほしい。気取らずカジュアルな雰囲気で、上質な料理を味わえる店にしたい。ワイン1杯でも歓迎なので、気軽に使ってもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は、ディナー=17時30分~22時30分、バー=22時30分~24時。火曜定休。2月中にはランチも始める予定。

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