JR立花駅北側の「イベント喫茶ゆうらく」(尼崎市立花町1)で4月29日・30日、「12期生ゲージュツ作品展」が開催される。
同市立立花中学と県立尼崎北高校の卒業生で1944(昭和19)年生まれの12期生が、今年6回目の申(さる)年を迎えたのを機に「老いを感じる中でも意気軒昴に前向きに過ごしたい」と企画したもの。絵画、写真、俳句、書道、盆栽など、約30点を展示する。
イベント発起人の原田善次さんによれば、当初は「数人で集まって自身の作品を発表する程度」と考えていたという同展。同期生への声掛けに加え、原田さんの勤務先や通っている整骨院などにチラシを置いてもらったところ、作品募集の話題が口コミで広がり、現在趣味で習っているという人から作品展で入賞する腕前の持ち主まで、幅広い応募があったという。
原田さんは「作品は趣味のものからセミプロ級までさまざまだが、どれも『表現したい』という純粋な気持ちが込められている。気軽に足を運んでもらい、自分も何かやってみようというきっかけになれば。老老介護など世知辛い話題も続くが、何か趣味を持っていれば生き生きと過ごせるはず」と期待を寄せる。
開催時間は10時~16時。入場無料。