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尼崎・ピッコロシアターで「狂言教室」 劇作・演出家による文化セミナーも

昨年行われた「ちゃっと!狂言~入門編~」の様子。毎年、小学校低学年から80代まで幅広い年代の受講生が集まるという

昨年行われた「ちゃっと!狂言~入門編~」の様子。毎年、小学校低学年から80代まで幅広い年代の受講生が集まるという

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 狂言教室「ちゃっと!狂言~入門編~」、文化セミナー「演劇のタクラミ~地域で創るということ」が8月、県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター(尼崎市南塚口町3、TEL 06-6426-1940)で開催される。

昨年行われた文化セミナーの様子。毎回第一線で活躍する著名な「舞台人」を招き行うセミナーで、今回で102回目を迎える

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 「ちゃっと!狂言~入門編~」(8月19日・20日)は小学生以上が対象。同劇場では、1982(昭和57)年から毎夏に狂言教室を実施しており、関西全域から受講生が集まるという。「解説 狂言ってなに?」「装束の着付け見学・柿山伏モデル上演」「能舞台での実技体験・試演」などを予定。大蔵流狂言方の善竹(ぜんちく)隆司さんが講師を務める。受講料は、一般=3,000円、高校生以下=2,000円。定員は30人。8月18日までに申し込む。

 「ちゃっと!狂言~入門編~」開催担当の同劇場業務部・木屋村優花さんは「狂言は、笑いを通して人々の生活を描く『中世のコメディー』。気軽に見て、聞いて、演じて、狂言を体験してもらえたら」と呼びかける。

 「演劇のタクラミ~地域で創るということ」(8月29日)は、同劇場を拠点に活動する「ピッコロ劇団」代表で劇作家・演出家・俳優の岩松了さん、芸術文化観光専門職大(豊岡市)学長で劇作家・演出家の平田オリザさんが登壇する文化セミナー。舞台芸術の魅力や、地域で創造する醍醐味(だいごみ)などを語る。定員は400人(事前申込制、先着順)。参加無料。

 開催時間は、「ちゃっと!狂言~入門編~」=19日13時~16時、20日11時~16時、「演劇のタクラミ~地域で創るということ」=14時~15時30分。

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