スマートフォンを使うスタンプラリー「伊丹の匠(たくみ)トレカdeデジタルスタンプラリー」が現在、伊丹市内で開催されている。
「伊丹の匠トレーディングカード」一例。「カード残数や配布条件など店舗により異なるので、気になる方は事前に連絡してもらえれば」と菊農さん
伊丹商工会議所が主催し、飲食店や音楽教室、税理士事務所など32店が参加する同イベント。期間中に各店舗で配布する「伊丹の匠トレーディングカード」を集め、カードに記載された2次元コードを読み込むことでスタンプがたまる仕組みで、3つ集めると参加店で使える商品券などが当たるプレゼント企画へ応募できる。
「伊丹の匠トレーディングカード」は、参加店店主の顔写真やイラストをデザイン。事業の紹介や自身の趣味、座右の銘なども記載する。伊丹商工会議所の菊農芳広さんによると、以前から幅広い業種が参加できるスタンプラリーを模索していたといい、「他県の自治体が制作している、漁師などに焦点を当てたトレーディングカードが面白いと所内で話していたこともあり、うまく組み合わせれば多様なジャンルの店舗が参加できるスタンプラリーになるのではと考えた」と話す。
イベントは10月15日に始まり、「子どもが何枚も集めている」など、さまざまな声が届いているという。菊農さんは「集める、店を利用する、街を知るなどいろいろな楽しみ方があるので、年齢問わず幅広く参加できると思う。イベントを通じて、普段行かないような業種の店舗へ足を運んでもらい、カードの内容から会話が弾み交流が生まれれば」と期待を込める。
11月30日まで。プレゼント企画の応募締め切りは12月5日。問い合わせは伊丹商工会議所内イベント事務局(TEL 072-775-1221)まで。