「みんなの譲渡会 ねこフェス+わん」が4月10日、エコーペットビジネス総合学院(尼崎市長洲西通1)で開催される。
地域猫活動や新しい飼い主探し、保健所から引き取った猫の譲渡会、適正な譲渡推進を図る講習会など、猫によって生じるさまざまな問題の解決を図ることを目的に活動する「つかねこ動物愛護環境福祉事業部」が主催する同イベント。今回で20回目を迎える。
当日は、良縁を願い動物愛護推進員と巫女(みこ)の資格を持つスタッフが出迎える保護猫・犬の譲渡会をメインに、さまざまな催しを展開。ペットの防災、保護猫を迎える準備、ボランティア活動などを紹介するパネル展示、コーヒーやジュース、ビーガンマフィンなどを用意するカフェコーナー、猫に関する絵本や漫画本、地域猫についての本がそろうブックコーナー、招き猫やアロマストーンをアクリル絵の具で装飾する「絵付け体験」、猫に関連する商品が並ぶ雑貨販売コーナー、ボールペンで猫を描く作家・山田貴裕さんの作品展示、ペットマッサージ、譲渡会にエントリーした来場者を対象としたプチセミナーなどを予定する。
同事業部の安部実紀さんは「譲渡会などに行ったことがない人も、足を運んでもらえれば。実際に家族に迎え入れなくても、イベントを通じて動物たちの現状を知ってもらい、SNSなどで発信してもらうだけで支援につながる」と話す。
開催時間は12時~16時。譲渡会は密を避けるため時間・入場制限あり(参加整理券は12時より配布)。入場無料。