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尼崎市立歴史博物館で企画展 家電や教科書から昔の暮らしや小学校の歩みたどる

1955(昭和30)年ごろに尼崎で作られた扇風機

1955(昭和30)年ごろに尼崎で作られた扇風機

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 尼崎市立歴史博物館(尼崎市南城内)で現在、企画展「むかしのくらし むかしの小学校」が開かれている。

会場の3階展示学習室

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 電化製品が普及し始めた昭和30年代ごろの暮らしの道具や、明治時代から昭和の戦前にかけての小学校の歩みを紹介する。暮らしの道具では、1963(昭和38)年に販売された簡易型カラーテレビをはじめ、1955(昭和30)年発売の炊飯器、地元・尼崎で作られた扇風機などが並ぶ。小学校の歩みでは、約90年前の1930(昭和5)年3月の武庫村立武庫尋常高等小学校の卒業写真や、明治や昭和時代の教科書などを展示する。中には旧尼崎藩士が編さんした地理を学ぶものも。

 会期中、市内で撮影した記録映像を常時上映する。1933(昭和8)年の小学校の様子や、2017(平成29)年の「おくどさん(かまど)」による炊飯の様子が見られる。道具の使い方をワークシートに書いて答えるクイズ企画も実施している。

 開館時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。3月22日は休館。今月27日まで。新型コロナウイルスの感染拡大状況により、臨時休館や入場制限などを行う場合がある。

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