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伊丹のイタリアンが「星型ピザ」 期間限定からレギュラーメニューへ

レギュラーメニュー化した「星のピザ」。「ピザは丸型じゃなくてもいい。丸いピザしか知らない人に食べてもらいたい」と山口さん

レギュラーメニュー化した「星のピザ」。「ピザは丸型じゃなくてもいい。丸いピザしか知らない人に食べてもらいたい」と山口さん

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 阪急伊丹駅近くのイタリアン「Pasta&Pizzeria Creo(クレオ)」(伊丹市中央2、TEL 072-785-8201)が、12月限定で提供していた「星のピザ」をレギュラーメニュー化した。

イタリア・ナポリから取り寄せたというまき窯。約500度の高温となり、90秒でピザが焼き上がる。「まき窯ならではの香りと食感」に仕上がり、肉や野菜のうま味も引き出されるという

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 ピザとパスタの専門職人が腕を振るう同店。イタリア産小麦と国産小麦をブレンドした生地を使い程よい軽さに仕上げたピザ、野菜ベースの手作りソースや魚介だしを生かしたパスタなどを提供する。席数はテーブル26席、カウンター6席(新型コロナウイルス感染状況により、一部カウンター席を封鎖する場合あり)。

 「星のピザ」は、これまでクリスマスのコースメニューとして12月24日・25日のみ提供していたが、「新型コロナ禍で楽しいことが減ってしまった方々に少しでも喜んでほしい」との思いから、昨年はクリスマスだけではなく「12月限定メニュー」として販売。テークアウトにも対応し、好評だったという。

 同店代表の山口詩居さんは「高校生の娘がおり、行事の縮小や中止が続いてかわいそうな1年だった。やっと少しずつ友達と会える機会が増えてきた中、『こんな時に女の子が喜ぶピザがあれば』『星のピザなら、女子高生だけでなく小さな子どもや家族にも喜んでもらえるのでは』と思い始めた。多くの人へ星のピザを届けたいという気持ちが強くなり、12月後半にレギュラーメニュー化を決意した」と振り返る。

 「星のピザ」は、通常のピザメニュー18種類を星型に成形し提供する(300円増し)。耳の部分にはクリームチーズを巻き込み、好みで蜂蜜をかけて食べる。人気メニューは「マルゲリータ」(1,380円)、「クワトロフォルマッジ」(1,780円)など。カニやフルーツを使った期間限定メニューも用意する。

 山口さんは「ピザを運ぶとお客さまから『わあ』と声が上がり、耳のクリームチーズや蜂蜜の説明をすると『絶対おいしいやつやん』と喜んでくれる。一枚あるだけで食卓が華やかで特別なものになるはず。おいしいものを食べると生まれる『笑顔』を届けるお手伝いができれば」と話す。

 営業時間は11時~23時。水曜定休。

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