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尼崎の「茶カフェ&ダイニング桜里」が移転3周年 日本茶とこだわり料理を提供

店主の田村千夏さん

店主の田村千夏さん

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 阪神・尼崎駅南側にある「茶カフェ&ダイニング桜里(おうり)」(尼崎市御園町、TEL 06-4869-4108)が5月7日、移転オープン3周年を迎えた。

左からサバのスモーク、抹茶ビール、蒸し鶏の生姜(ショウガ)添え

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 同店は、全国で39人しかいない「日本茶鑑定士」などさまざまな資格を持つ店主・田村千夏さんが、阪神尼崎駅前の商業施設「アマセン」で2007年、本格的な日本茶が楽しめるカフェとして開業。2012年、同施設の建て替えに伴い、現在の場所へ移転した。コンセプトを「茶カフェ&ダイニング」とし、日本茶に加えて食事と酒も楽しめる店へとリニューアルした。

 フードメニューは、焼き肉店、居酒店、イタリアンなどで経験を積んだシェフが作る「自家製サバのスモーク」(490円)、「蒸し鶏の生姜(ショウガ)添え」(730円)、パイ生地で作るピザ「マルゲリータ」(1,060円)など、素材にこだわった創作料理が楽しめる。

 ドリンクメニューは、店主による厳選茶葉を使う「お抹茶」、「手ほうじ茶」、「知覧茶」、「宇治茶」(以上540円)のほか、ビールや日本酒、ワインなども豊富にそろえる。中でも客のアイデアから生まれたという20グラム1,190円の抹茶を使った「抹茶ビール」(840円)が人気という。「飲みやすい味で、1杯目に注文する人が多い」と田村さん。

 「料理も大事だが飲み物も大事にする店を作りたかった」という田村さんの実家は、尼崎で67年続く茶葉販売店。「喫茶店で飲むものだったコーヒーを、チェーン店の発展などがきっかけで気軽に楽しむ人が増えたように、日本茶も飲食産業から広まっていけるよう頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は10時30分~24時。

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