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尼崎の鉄工所が「ドッグペグ」を発売 職人が端材を使い考案

ドッグペグ「HIBARINA(ヒバリーナ)」(写真右)

ドッグペグ「HIBARINA(ヒバリーナ)」(写真右)

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 尼崎で50年以上続く鉄工所「ヒロセエンジニアリング」(尼崎市次屋3、TEL 06-6498-2318)が8月30日、地面に差して犬のリードをつなぐドッグペグ「HIBARINA(ヒバリーナ)」の販売を開始した。

使用イメージ

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 鉄の作業工程で生まれる端材を利用した商品シリーズ「HIBANAS(ヒバナス)」の第6弾。鉄板やたき火台などのキャンプ用品や、新型コロナウイルス対策グッズ「HIBATOUCH(ヒバタッチ)」などを開発してきた。今回は、同社企画・広報担当の中塩屋祥子さんが、犬をキャンプに連れていくニーズから「かわいいドッグペグを作りたい」とアイデアを出したという。

 開発・制作に当たったのは、20年以上のものづくり経験をもつ同社社長と職人。試しに同社既存品のアウトドア用ペグを使って犬をつないでみると、リードが引っかかり、犬がスムーズに走り回れない問題点が生じた。何種類もの形を作って試行錯誤の末、ドッグペグが360度回るように設計した金具を新たに考案し、商品化に成功した。

 「HIBARINA」は、クルクル回転する形からバレリーナをもじって命名した。「商品に愛着を持ってもらえたらと思い、ユニークでかわいい名前を考えている」と中塩屋さん。犬を見守っているところから発想した「ミマモルマン」、バレエで回っている姿から付けた「マワリーナ」、SNSで名前を公募し現在選考中だという犬の形の3種類がある。価格は全て3,850円。

 中塩屋さんは「職人の技とアイデアで、人や犬がクルクル回るとてもかわいい商品ができた。キャンプ場や自宅の庭、ドッグランなどさまざまな場所で、愛犬と一緒に遊ばせてほしい」と話す。

 同社オンラインショップで取り扱う。

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