JR尼崎駅前の複合商業施設「あまがさきキューズモール」(尼崎市潮江1、TEL 06-6493-5583)が2020年12月から9カ月にわたり進めてきた大幅リニューアルが間もなく完了する。
リニューアルオープンしたコミュニティースペース「レンガのひろば」
開業以来2回目となる今回のリニューアルでは、15店舗が新規オープン、4店舗が移転、1店舗が拡張し、約140店舗のうち20店舗が装いを新たにする。
オープン前から尼崎市民の間で話題となった食品スーパー「成城石井」をはじめ、手芸用品店「手芸の丸十」、レディス雑貨「grove(グローブ)」などが新規出店。「写真スタジオアリス」などが移転し、総合シューズ・スポーツアパレル「ABC-MART ABC-MARTSPORTS(エービーシーマート エービーシーマートスポーツ)」が増床した。
リニューアルでは、今年3月に屋外スペース「キューズパーク」を新設。人工芝や滑り台、ボルダリングなどの子ども向け遊具を備え、屋外でゆっくり過ごせる場所を提供している。7月には、主に催事で使っていた場所をコミュニティースペース「レンガのひろば」としてリニューアルし、地域の人が集って出会い・体験・交流する「ギャザリングイベント」を展開する。
広報担当者は「来店したお客さまが『ワンストップ』で買い物できるように、不足していた業種やお客さまから要望のあったテナントを誘致することにより、お客さまの利便性と満足度を追求した。キューズパークやレンガのひろばといった共用部の改装も済ませたことで、子どもから大人まで快適に一日ゆっくり過ごしてもらうとともに、新たなコミュニティーが生まれ、地域に愛される施設になれば」と話す。
リニューアルの完了は8月中旬を予定する。