阪神・尼崎駅前の中央公園(尼崎市神田中通1)で現在、2万1300株のチューリップが見ごろを迎えている。
同公園のチューリップは「花のまちあまがさきチューリップ運動」として地域ボランティアグループなどが2000年から整備しているもので、毎年たくさんの花見客や通勤・通学で駅を利用する人たちの目を楽しませている。近隣の保育園や幼稚園の園児らも写生会を行うなど、地元の人にとって春を告げる季節の風物詩となっている。
4月19日まで花壇を開放しており、自由に出入りすることができる。訪れた人はチューリップと一緒に写真を撮ったり、花を間近で眺めたりして楽しんでいた。
同運動担当の尼崎緑化公園協会・大塚さんは「チューリップは大人から子どもまで誰もが知っている身近な花。気軽に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛ける。