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尼崎で薬学部について話を聞くイベント 10代が対象、ツイッターで質問募集

「アマたまカフェ」の様子。「学校でも家庭でもない場所で出会う、信頼できる身近な大人になら相談しやすいと思う。楽しめる場所を提供しているので気軽に遊びにきてほしい」と桑原さん

「アマたまカフェ」の様子。「学校でも家庭でもない場所で出会う、信頼できる身近な大人になら相談しやすいと思う。楽しめる場所を提供しているので気軽に遊びにきてほしい」と桑原さん

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 10代を対象としたイベント「薬学部のお話、聞いてみません?」が11月7日、塚口南地域学習館(尼崎市南塚口町2)で開催される。

お菓子やゲームなども用意し、楽しみながら気軽に相談できる場を用意する

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 若者の支援に取り組む一般社団法人「enGrab(えんぐらぶ)」が主催。同団体に製薬会社に勤務するボランティアスタッフがおり、薬剤師やMRにスポットを当てたドラマが若者の間で人気を集めていたことから企画した。

 保健師、思春期保健相談士などの資格を持つ桑原陣さんが代表を務める「enGrab」は、2017(平成29)年に任意団体として誕生し、昨年9月に一般社団法人となった。SNSを通じて若者が抱える悩みを受け付ける「10代のための相談窓口」や、「中高生が気軽に立ち寄れる遊び場」として月2回のペースで開く「アマたまカフェ」などさまざまな取り組みを展開している。

 今回のイベントは「アマたまカフェ」の一環。桑原さんは「SNSでの相談窓口を運営する中で、相談することへのハードルの高さを感じていた。顔の見える関係や信頼して相談できる関係性を築くため、『近所のおっちゃんおばちゃん、お兄さんお姉さん』と出会う場所は大切だと思った」とカフェ開設の経緯を振り返る。

 イベントは、参加者が発言しやすい雰囲気の中で薬学部についてのさまざまな質問に答える形で進行する予定。「enGrab」公式ツイッターで現在、事前に質問を募集している。定員は5人程度だが、定員超過や都合により当日参加できない人でも、ツイッターのダイレクトメッセージなどでいつでも質問が可能だという。

 桑原さんは「社会人の先輩として『中高生にはない視点』で話を展開する中で、多くの気付きを得てほしい。これを機に、保健師や看護師、さまざまな職業の社会人、大学生と気軽に話せるアマたまカフェの存在を知ってもらえれば」と話す。

 開催時間は13時30分~15時。参加申し込みは「enGrab」公式ツイッターのダイレクトメッセージか「enGrab」問い合わせメールで受け付ける。11月5日締め切り。

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