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尼崎の店舗救済プロジェクト「あま咲きチケット」 クラウドファンディングを活用

プロジェクトのメインイメージ。プロジェクトは、飲食店店主など地元事業者が呼び掛け、加藤さんが市へ相談しスタート

プロジェクトのメインイメージ。プロジェクトは、飲食店店主など地元事業者が呼び掛け、加藤さんが市へ相談しスタート

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 新型コロナウイルス感染症の影響を受けている尼崎市内の店舗を応援しようと、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を活用した「尼崎のお店まるごと応援プロジェクト あま咲きチケット」が始動した。

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 尼崎の地域情報を掲載するポータルサイト「まいぷれ」を運営し、同プロジェクトの事務局も務める「まいぷれwith YOU」の加藤淳さんは「コロナ禍で店舗経営が厳しくなっている中、クラウドファンディングを活用した支援ができないかと考えている店主が、飲食店を中心に複数いると聞いていた。他県で同様の取り組みを市・区役所と組んで行っている事例もあり、ゴールデンウイーク中に尼崎市役所と相談し、大至急でプロジェクトを立ち上げた」と話す。

 「あま咲きチケット」は、支援者が応援したい店舗を選び、支援金として「先払い」することで現在の経営資金に充当してもらおうというもの。プランは2,400円、4,000円、8,000円の3種類を用意する。支援者は先払い金額25%分を上乗せしたチケットを、応援店舗で8月1日から利用することができる。個人・法人からプロジェクト参加店へ寄付(1,000円~)を募る「ただただ応援プラン」も設ける。支援応募は、CAMPFIRE内の特設ページ(6月1日~)から受け付ける。

 加藤さんは「お客さんに助けてもらいたいのはやまやまだが、店側から直接『助けてください』と言うのはなかなか難しく、『こういった取り組みは参加しやすくてありがたい』という声を頂いている。店を経営する方にはメリットしかないと思うので、参加して活用してほしい。支援される方は、なじみの店や近所の店を応援できるお得なチケットをぜひ購入して。パソコンが苦手な方のため、あまがさき観光案内所と尼崎城に現金を受け付ける窓口も設置する予定」と話す。

 現在、参加店舗の2次募集を受け付け中。市内に店舗を構える飲食店、小売店、各種サービス業など中小事業者が対象。専用申し込みフォームまたはファクス(06-6420-8079)で受け付ける。6月10日まで。

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