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尼崎「湯の華廊」が営業再開 感染予防対策、衛生管理を徹底

「湯の華廊」外観

「湯の華廊」外観

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 つかしん天然温泉「湯の華廊(かろう)」(尼崎市塚口本町4、TEL 06-6423-4426)が5月25日、営業を再開した。

スタッフが清掃し集まった温泉スケール。「湯の花」とも呼ばれる

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 複合商業施設「グンゼタウンセンターつかしん」内に2004(平成16)年にオープンした「湯の華廊」。阪急稲野駅から徒歩5分という立地の良さから、近隣住民をはじめ市外からも多くの利用客が訪れにぎわいを見せていたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、4月8日から長期休業していた。

 5月21日に緊急事態宣言が解除されたことに伴い、感染予防対策や衛生管理を徹底した上で同25日から営業を再開。「入館時の検温」「受け付け、入館後のソーシャルディスタンス確保」「次亜塩素酸水による空間除菌」「館内の常時換気」「注意喚起動画の放映」などさまざまな取り組みを行う。

 6月15日には、フードエリアに新店「湯彩 月の華」がオープン。和食・魚料理を中心としたメニューを予定しているが、当面の間刺し身など生物の提供を控える。

 担当者は「従業員の検温や手洗いなど感染予防の徹底に加え、利用するお客さまにもマスクの着用、長時間や大声での会話回避などご協力をお願いしている。休業期間中、温泉の成分が固形化してできる温泉スケールをスタッフが剥がし、集まったスケールは布袋15袋ほどになった。ピカピカになった『湯の華廊』を楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は10時~24時。別館「癒し蔵」は当面の間営業休止。

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