eラーニングを使った授業配信の提供を、動画・ウェブコンテンツ制作などを手掛けるエアグラウンド(尼崎市南武庫之荘2、TEL 06-6435-9992)が開始する。
新型コロナウィルス感染症により、臨時休校となった尼崎市内の高校を対象に、授業を撮影した動画をオンライン配信するサービスを3月限定で無償提供する。
エアグラウンドから高校へカメラマンを派遣し授業を撮影。生徒は、自宅のパソコンやスマホなどで授業を視聴することができる。eラーニングの実施経験がなくても、動画撮影から配信までトータル的にサポートする。
エアグラウンド社長の畠中裕介さんは「これまで地元の高校生をインターンとして受け入れてきたこともあり、生徒たちの学びを止めたくないとの思いから支援を決めた。動画を撮影して配信することは、ユーチューブなどにより簡単なイメージになってきているが、撮影経験が無い人にとっては分からない点や戸惑うことも多いはず。動画制作のプロとして、困っている教師や生徒の助けになれば」と話す。「動画撮影のほか、配信方法や機材の使い方なども無料でアドバイスしている。高校関係者の方は、気軽に相談してほしい」とも。
申し込み期間は3月31日まで。4月以降については、今後の状況を見て検討予定。