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尼崎の商店街で「みんなの尼崎大学商学部お店キャンパス」 各店舗が教室に

鮮魚店店主が先生となり、魚についてレクチャー(過去開催の様子)

鮮魚店店主が先生となり、魚についてレクチャー(過去開催の様子)

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 「みんなの尼崎大学 商学部お店キャンパス」が8月24日から、市内商店街などで行われる。

女性店主が教える開業講座(過去開催の様子)

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 「みんなが先生、みんなが生徒、どこでも教室」をモットーに、市内全体を大学のキャンパスに見立て、楽しく学べる街にするプロジェクト「みんなの尼崎大学」の一環。主催は、尼崎中央五丁目商店街、立花ジョイタウン商店街、杭瀬栄町EAST商店街、塚口商店街、立花商店街で結成する団体「尼崎商店街サミットG5」。

 商店街の各店舗が教室、店主が先生となり、それぞれ得意分野を生かしたさまざまな講座を展開するイベントは今年で5回目。飲食店店主が教える起業ノウハウ、鮮魚店が教える「お魚ゼミ」、災害時の保険申請や成年後見制度、終活に関する講座、ワイン、日本酒、着物など趣味に生かせる講座、すし店店主が自身のエキストラ体験を語るものなどさまざまなジャンル54講座を予定する。

 イベント担当者は「今年は開催日程に夏休み中の8月最終週を入れ、脳トレやヘアアレンジ、リトミック、製菓、フォトフレームデコなど子ども向けや家族一緒に楽しめる講座を増やした。それぞれ1~2時間程度でプロの知識やコツを教えるが、中には商売とは関係ない店主の趣味に焦点を当てた講座もある。買い物だけでは分からない魅力がきっと発見できるはず」と話す。

 開講日、定員(先着順)、参加料は各講座により異なる。各店舗へ事前申し込みが必要。9月8日まで。

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