ピッコロ文化セミナー「バレエダンサー・英国ロイヤルバレエ団プリンシパル 平野亮一さんに聞く 尼崎から世界の『王子』へ」が8月10日、尼崎のピッコロシアター(尼崎市南塚口町3、TEL 06-6426-1940)で開催される。
平野亮一さんは尼崎・塚口出身。バレエスクールを主宰する母・節子さんの下で4歳からバレエを始め、神戸・滝川高在学中に全日本バレエコンクールで1位を獲得。18歳で単身ロンドンに渡り、2001(平成13)年にローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞し、翌年に英国ロイヤルバレエに入団。2016(平成28)年に最高位ダンサーである「プリンシパル」に昇格し、世界の舞台で活躍している。
今回のセミナーでは、気品にあふれる豊かな表現力と高い技術力で観客を魅了する平野さんに、世界のトップダンサーとしての日々の暮らしや、舞台の裏話、今後の展望などを聞く。舞台ジャーナリストの菘(すずな)あつこさんが聞き手を務める。
同セミナーを担当する業務部の田房加代さんは「プリンシパルへの道のりは決して平たんでなく、時間もかかったと聞く。そもそもプリンシパルにはどういう流れの先にたどり着けるのか、その辺りの経緯や日々の鍛錬の様子などを引き出していただきたいと、聞き手の菘さんにお伝えしている。素顔の平野さんらしい一面も聞けたら、と期待しているところ。平野さんのお話はきっと、皆さんをバレエの世界へすてきに導いてくれるはず。尼崎が生んだ世界の『王子』に会いにお越しいただけたら」と笑顔を見せる。
開催時間は15時~16時30分(14時30分開場)。入場無料。定員は400人。申し込みは往復はがき、メール、ファクスで受け付ける。