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尼崎・武庫之荘に「スパイシーマムカリー」 フレンチシェフが作る親子カレー

明るい自然光が差し込むカウンター席

明るい自然光が差し込むカウンター席

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 カレー店「スパイシー マムカリー」(尼崎市南武庫之荘1、TEL 080-6216-0754)が1月6日、尼崎・武庫之荘にオープンした。

3種合いがけカレー。付け合わせにはニョッキや切り干し大根のサラダも

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 緑豊かな大井戸公園に面したダイニングバー「キッチン MOM(マム)」で昼間だけの間借り営業を行い、週替わりのオリジナルカレーやデザート、ドリンクなどを提供する。店舗面積は15坪、席数はカウンター8席、テーブル8席の計16席。

 シェフの薮内浩司(ひろし)さん(43)は料理歴23年。フレンチを主に、イタリアン、和食、中華などさまざまなジャンルで修業し、大阪市内で自身の仏料理店を3年間経営してきた。新店準備のための副業として初めてカレー専門店に挑戦する。

 薮内さんのカレーの特徴は、スパイスの量を必要最小限に抑え、だしや素材の味を主役にした「小さな子どもでも食べられる優しい味」。和食やフレンチの手法を応用し、だしには昆布や鶏ガラ、魚などを幅広く使うという。刺激を求める大人の客には、トウガラシやニンニク、ショウガ、長ネギ、シナモンなどで作った「自家製ラー油」(50円)を別添えで用意する。「小さな子ども連れの親子でにぎわう大井戸公園。散歩のついでに、親子で楽しんでもらえるようなカレー店にしたい」と薮内さん。

 取材当日のメニューは、豚軟骨カレー、ココナツミルクカレー、サバのカレーがかかった「3種の合いがけカレー」(1,280円)、「タンドリーチキン」、限定5食の「手羽元のカレー 一品とサラダ」(以上980円)。「デザートセット」(480円)は、「コーヒー白玉あんみつ」「アボカドようかん」「スパイスシフォン」から好きな1品とドリンクを選ぶ。メニューは週ごとに替わる。

 薮内さんは「3月に入り、暖かくなったらお子さまランチも始めようと思っている。気持ちのいい公園で遊んで、子どもと一緒にランチに立ち寄ってもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~15時。水曜定休。

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