自然食品店「雑貨&おいしいものマーケット リアンラソ」(尼崎市次屋1、TEL 06-7494-5133)が10月23日、ショップカフェにリニューアルした。
ランチの例。調理するとカツオの風味がする「かつお菜」など珍しい野菜も登場
「おいしいものをよりおいしく。」をモットーに、化学合成添加物を使わない自然食品を中心に扱う。店主の今井真紀子さんはかつて土井勝料理学校にも通った料理好きで、顧客に向けて自然調味料を生かしたメニュー提案やみそ仕込みワークショップを行っていたところ、今井さんの料理目当ての参加者も出てくるようになり、総菜を売ってほしいという要望が高まっていたという。「狭い場所だが、買い物に来たお客さんにゆっくり過ごしてもらえるし、やってみるか」と奮起。3坪の店舗を手作りでカフェに改装し、ショップのスペースを増設した。席数は8席、「仲のいい人同士なら」最大11人まで収容可能。
ランチメニューは、季節の野菜のおかず3品とわん汁、炊き込みご飯がセットになった「日替わりランチ」(800円~)、おかず5品と炊き込みご飯の「お弁当」(750円~)を提供する。
カフェメニューは、「本日のコーヒー」「たんぽぽコーヒー」のほか、オーガニックハーブを使ったハーブティー、凍頂ウーロン茶などのホットドリンク各種(以上300円)、オーガニックのフルーツジュース各種(350円~)などを用意する。火曜のみ入荷する「マンボ」の自家製天然酵母パン(150円~)とドリンクはセットで100円引きとなる。
「小さな店の中では、知らない人同士でもすぐに会話が盛り上がってにぎやかになる。これがカフェの楽しいところ。ランチのご飯とみそ汁はお替わり自由なので、食欲旺盛な男性でもおなか一杯にしてもらえる。女性のお客さんが多いが、健康が気になる男性家族も連れて食べに来てもらえたら」と今井さん。「こだわりの調味料と、猪名川や能勢近辺の農家の野菜を使った地産地消の料理を楽しんでほしい」と笑顔を見せる。
営業時間は12時~18時(火曜は10時30分~、木曜・金曜は11時30分~)。ランチは木曜・金曜のみ、弁当は2日前までに予約が必要。土曜・日曜・祝日定休。