「尼崎市農業祭」が11月4日、尼崎市役所そばの橘公園(尼崎市東七松町1)で開催される。
尼崎の農業をPRするとともに、地元農業に対する理解を深めてもらおうと開催される同イベントは、今年で34回目。昨年は約1万人が来場し、にぎわいを見せた。
ダイコン、コマツナ、カンショ、サトイモなど市内産の野菜約40種類が出品する品評会、審査後の野菜を全て1品100円で販売する即売会(13時30分~)、尼崎の伝統野菜「尼藷(あまいも)」を使ったスイーツや焼酎の販売、日用品バザー、「食育かるた」「野菜スタンプ作り」が楽しめる食育コーナー、うどん、おにぎり、焼きいも、フランクフルト、阪急武庫之荘駅近くのフランス料理店「エマーブル」が手掛ける市内産野菜を使った料理などを提供するフードブースほか、さまざまな催しを展開する。
巨大野菜の重量を当てる恒例の「ジャンボ野菜の重さ当てクイズ」(11時30分~)では、最も正解に近かった人に景品を進呈し、参加者に参加賞を用意するほか、尼崎市北部で古くから栽培されてきた伝統野菜「富松一寸豆(とまついっすんまめ)」が旬を迎える来年5月に配布される引換券が当たる抽選会も実施する。
イベントを担当する尼崎市農政課の新谷さやかさんは「自分で作る綿菓子コーナーやトランポリン、バルーンアート、輪投げなど、子どもが楽しめる催しもたくさん用意しているので、ぜひご家族で遊びに来てほしい」と話す。
開催時間は9時30分~15時。入場無料。