ショーロンタンパオの専門店「台湾タンパオ 尼崎中央商店街店」(尼崎市神田中通2、TEL 06-7709-4849)が阪神尼崎駅近くにオープンして3カ月がたった。
台湾では食べたときに中からスープがあふれるショーロンポウを「本物」とし、そうでないものと区別して「小籠湯包(ショーロンタンパオ)」と称する。屋台のような気軽さで本場さながらのショーロンタンパオを提供する同店は、神戸・南京町で2016年10月に創業し、神戸や大阪を中心に全国19店舗を展開。尼崎市内への出店は初となる。店舗面積は約10坪、席数は12席。テークアウトにも対応する。
メニューは、粗びきの豚肉で作った餡(あん)とたっぷりのスープが詰まった看板品「台湾小籠湯包」(6個 410円)、ベニズワイガニを加えた「台湾かに小籠湯包」、牛肉のうま味と黒ゴマの香りが広がる「牛肉小籠湯包」、粗びきの豚肉とタマネギだけでシンプルな味に仕上げた「ぎっしり肉焼売(シューマイ)」(以上5個 410円)、鶏肉の餡をふんわり柔らかな皮で一口サイズに包んだ「夜市肉まん」(6個 410円)、これら5種7個がセットになった尼崎限定の「阪神セット」(500円)を用意。台湾で流行中というさっぱりとしたソースをかけた「台湾おこわ」(410円)、氷そのものに味が付いた「台湾かき氷」(バニラミルク、マンゴー、各410円)、「タピオカミルクティー」(紅茶、コーヒー、各380円)もそろえる。
ドリンクメニューは、「アサヒスーパードライ生」(中380円、小280円)、チューハイ、ハイボール、ソフトドリンク各種。
スタッフの田中海英(みえ)さんは「主婦やシニアのお客さまが中心で、フレンドリーで優しい人の多いまち。扉もない開放的な店なので気軽に、休憩がてらちょっとつまんでいってもらえたら」と笑顔を見せる。
営業時間は11時~20時30分。