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尼崎でチャリティーイベント「和音祭」 災害復興支援と防災意識向上を目的に

フィーナーレでは出演者全員で災害復興支援曲「道~Michi~」を演奏

フィーナーレでは出演者全員で災害復興支援曲「道~Michi~」を演奏

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 チャリティーイベント「第8回和音祭(わおとさい) in 尼崎」が9月2日、ボートレース尼崎(尼崎市水明町)で開催される。

「一打募金」コーナーに設置される約2メートルの大太鼓。バチも大きく、まるで野球バットのよう

 2011年3月に発生した東日本大震災を受け、和楽器演奏を通して災害復興支援に役立ちたいとの思いからスタートした同イベント。和太鼓、篠笛、ピアノ、ベース、ドラムで編成する和洋折衷のバンド「kogakusyu翔」が発起人となり、関西を拠点に活躍する和太鼓アマチュアチームらに呼び掛けて実現。2011年から毎年開催し、今年で8回目を迎える。

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 実行委員の半数が尼崎市民であり、過去に経験した阪神淡路大震災、今後発生する可能性のある南海トラフ地震を見据え、関西の中間的地点となる同市での開催となった。地域の防災意識を高めることも目的とする。

 当日は「kogakusyu翔」をはじめ、和楽器演奏集団「独楽(こま)」といった和楽器や和太鼓チームなど21団体がステージに出演する予定。会場内では焼きそばやかき氷などの飲食ブース、防災グッズ販売やフリーマーケットといった物販ブースが並ぶほか、本物の皮を使用して和太鼓を作る「ミニ和太鼓作り」のワークショップなども実施する。

 会場には、災害復興支援と防災意識向上を目的としたコーナーやプログラムを用意。今年7月の豪雨で被害を受けた岡山県倉敷市への救援物資を募集するコーナーや関西最大級の約2メートルの大太鼓を1打100円でたたける「一打募金」コーナー、避難所で使われる段ボールベッドや新聞紙で作るスリッパ体験、防災士による講話、災害救助犬の紹介といった災害への備えを学べるプログラムを展開する。

 和音祭実行委員会実行委員長の吉村靖弘さんは「各被災地への支援意識、そして明日はわが身の災害・防災意識を持って、このイベントに参加してもらえたら。参加した一人一人がそれぞれに、このイベントで何かを感じたり学んだり考えたりして、日常に持ち帰ってもらえたらうれしい」と話す。

 副実行委員長の山中裕貴さんは「災害が発生した時にいかに自分や大切な人を守れるかが大事。そのためには災害についての正しい知識を持つこと、日頃から意識しておくことが必要では。楽しみながら防災意識を高め、災害に対しての知識を得られる一日となれば」と話す。

 開催時間は10時~17時。観覧無料。