尼崎の元浜緑地(元浜町1)で現在、スイレンとアジサイが見頃を迎えている。
市南部の工場地帯にあり、約4ヘクタールの豊かな緑の中に池や小川を配した同緑地。中でも西側区域の「もみじ池」はスイレンやトンボなどの水生植物・生物が育つ。池の周囲には約10品種600株のアジサイやイロハモミジなどさまざまな樹木・草花が植えられ、散策路を巡りながら季節の花を楽しむことができる。
同緑地を管理しながら四季の移り変わりをフェイスブック「アマグリ(amagasaki greening)」で配信している尼崎緑化公園協会の新宅和成さんは「アジサイの見頃は例年より1週間ほど早く、この週末からになりそう」と話す。「スイレンの花も水面に浮かぶように咲いている。夕方には花が閉じるため、花を見るのは午前中から日中がお勧め」とも。
6月16日に同池周辺で季節の花散策「あじさい」を行う。「緑の相談員」によるアジサイ園のガイドツアー、園芸相談、クイズラリーも予定する。開催時間は10時~12時。参加無料。