尼崎のJR立花駅周辺で5月12日、「たちばな春えん」が開催される。主催は「立花えんがわプロジェクト」。
同駅南側デッキを「まちの縁側」に見立て、地域の人々にとっての憩いの場づくりを目指す同イベントは今年で6年目。春・夏・秋・冬と季節ごとに開催する。同駅の改札階から伸びる空中デッキにカラフルなテント付きの木製ワゴンを並べて、手作り雑貨や食品のフリーマーケットを展開し、毎回多くの人でにぎわう。
同日開催の「立花スタンプバル」は、2011年にスタートし今年で8年目。地元の飲食店などが参加し、この日のための特別メニューを提供する。対象メニューを注文した客にスタンプを押し、5店分のスタンプを集めた人に地域商店街で使える商品券を抽選で進呈する。
実行委員の筒井智子さんは「有志で手作りした木製ワゴンで、地元の人たちの手作りの品を展示販売しよう、というのが春えんの始まり。6年たち、出店者も来場者も地元以外の人々へ広がってきた。みんなでせっかく作ったワゴンだが、収納場所の問題からここ数回は限られた台数しか使えなかった。今年は関係者の協力を得て12台に増え、ワゴンが並ぶ風景が復活する。楽しみにしてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
「春えん」開催時間は10時30分~16時30分。雨天中止。