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尼崎の競艇場で「あまぐりマルシェ」 人・緑・農・食をつなぐマーケット

実行委員長の山内さん

実行委員長の山内さん

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 ボートレース尼崎(尼崎市水明町)で2月4日、「あまぐりマルシェ(大阪ぐりぐりマルシェ at あまがさき)」が開催される。

開催場所はレース中の競艇場。出店者の中には、元競艇選手という経歴を持つ農家「岸田の畑」も

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 発起人・実行委員長の山内美陽子さんは、農家が加工や流通・販売までを行うサポートをする「6次産業化プランナー」。農家が農作物を直接販売するマルシェを手伝ったことをきっかけに、「農家、加工者、販売者、購入者が出会う場をつくりたい。継続的に開催することでコミュニティーに育てば」と、大阪ぐりぐりマルシェを2013年3月に立ち上げた。

 大阪・心斎橋の難波神社で毎月第2土曜に開き、これまでに50回を数える。今回はボートレース尼崎からの依頼を受け、同所での開催となった。

 地域に根差した内容にしたいと、サブイベント名を「あまぐりマルシェ」と命名。同市を拠点に活動する自然・環境NPO「はち」などの協力を得て出店者を募集し、農家やハンドメード作家、飲食店、福祉団体など25ブースが出店する予定。

 市内からは「野菜とごはんfika」の焼きドーナツ、マフィン、クッキー、ホットドリンク、酵素玄米おにぎり、「asian dining 9(ガーオ)」のアジアン料理、「雑貨屋LALA・CONAN」の手作りアクセサリー、「ハンドメイドshop R&M」の木の雑貨などが登場する。市外からは兵庫県三田市の「小林ファーム」や愛媛県西予市の「せいよ・げんき・ゆうきの会」など各地の農家が集結する。

 山内さんは「あまぐりマルシェは、安心・安全にこだわった食材を提供する人、尼崎が好きな人、まちを盛り上げたい人など、さまざまな分野の人たちがそれぞれの思いや取り組みを表現できる場。知ったり出会ったり交流したりコラボしたり、今後のつながりになれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場料は100円。

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