尼崎の「塚口さんさんタウン」(尼崎市南塚口町2)2階スカイコム広場と3番館6階で6月3日、「エコあまフェスタ2017」が開催される。
環境団体と市民、行政が一緒に楽しみながら環境について学び、交流する同イベントは2010年にスタートし、今回で8回目。毎年、環境月間である6月に開いている。
オープニングでは、稲村尼崎市長のあいさつと共に「子どもごみマイスター」の表彰式を行う。「ごみマイスター制度」は市内の小学高学年生を対象に、ごみ削減やリサイクルについての体験講座を行い、環境意識の向上を図るもの。課題で優秀な成績を収めると「子どもごみマイスター」の称号が与えられる。2016年度は1077人の子どもが最高得点「ゴールド」の称号を獲得した。表彰は学校単位で行う。
会場では、牛乳パックや包装紙などを使ったエコ工作を紹介する「つくってみよう!」コーナー、「エコドライブシミュレーター」「チリメンモンスターを探せ」「ペットボトルを使ってエコ実験」などを体験する「やってみよう!」コーナーを用意。今年は「エコな食」もテーマに加え、食材の産地・生産方法から調理・提供方法まで環境に配慮した「たべてみよう!」コーナーを展開するという。
壊れた玩具を「治療」する「おもちゃ病院塚口診療所」や、まだ使えるが不要になったものを持ち寄る「あるもんで交歓会」、尼崎北高校芸術鑑賞部による「環境ミニライブ」も行う。
主催するあまがさき環境オープンカレッジ実行委員会の大原一憲さんは「環境を考えるきっかけとして楽しみながら参加していただけたら。多くの人々と仲良くなって、エコな人たちのつながりが広がっていくとうれしい」と話す。
開催時間は10時~15時。問い合わせ先は「あまがさき環境オープンカレッジ実行委員会」(TEL 06-6421-0544)。