尼崎の大覚寺(尼崎市寺町、TEL 06-6411-2705)で2月3日、「節分会」が開催される。
節分の風物詩として地元民に親しまれ、市外からも多くの来場者が訪れる同行事。豆まきのほか、1840(天保11)年には奉納されていたという記録が残る「身振り狂言」などを行う。
身振り狂言の演目は、「閻魔(えんま)庁」(10時20分、14時30分、18時10分)、「節分厄払」(11時、17時30分)、「大物之浦」(12時20分、16時)、「橋弁慶」(13時、15時20分)、「追儺(ついな)式『追儺湯立』」(18時50分)を予定する。
境内の「芦刈(あしかり)からくり堂」では、からくり人形師の九代玉屋庄兵衛(しょうべえ)さんと、地元企業「日本サーマルエンジニアリング」が共同製作した電動からくり人形が登場し、尼崎が舞台の能楽「芦刈」を披露する。
豆まき開始時間は、10時、12時、14時、17時、19時。入場無料。「芦刈からくり人形」演舞は、豆まき前(10時を除く)に行う予定。